どうも、Taiです。
2020年10月20日(火)に放送されるNHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」に少年育成指導官の堀井智帆さんが取り上げられます。
NHKが堀井智帆さんを3ヶ月に渡って取材し、「非行少年・少女の立ち直りの支援」に密着しています。
窃盗、薬物、暴走行為など現代には若者を取り巻く問題行動が存在します。特に問題行動が起きやすい思春期。
彼ら、彼女らを逮捕するのではなく、寄り添い約2000人以上の立ち直りを支援されたそうです。
実際に、堀井智帆さんの経歴やプロフなど、どんな人物なのかまとめてみました。
堀井智帆さん(少年育成指導官) 経歴
名前
堀井 智帆(ほりい ちほ)
生年月日
1958年
出身地
神奈川県
学歴
西南女学院大学 保健福祉学部福祉学科卒業
在籍
福岡県警本部少年課の相談機関 北九州少年サポートセンター 係長・少年育成指導官
主な活動
少年育成指導官
警察官ではありませんが警察手帳はお持ちのようです。
そして、その手帳には「少年補導職員・福岡県警察」と記されています。
福岡県だけでなく、他府県でも警察の求人として募集されていました。
仕事の内容は、「少年少女、保護者との面接,非行や犯罪被害からの立ち直りを支援」となります。
現代社会において必要な仕事であることが分かりますね。
堀井さんは、基本1日に5人から6人の相談を受け300人以上の少年少女、200人以上の保護者と即座に連絡できる状況にあります。
これは本当に心強いですよね。
本当に困った時に連絡が取れる存在。それが少年少女、保護者の心の支えになっているようです。
基調講演など
さまざまな非行に走る、問題行動を起こす少年少女を支援する堀井智帆さんは数々の講演をこなされています。評判は高いようです。
早良市民センターで公明党防塁・早良支部合同の党員研修会。
「あなたの声が聴きたくて~少年非行の現場から」と題し、福岡県警本部少年サポートセンターの少年育成指導官として活動中の堀井智帆さんによる講演をお聞きしました。
大変勉強になるお話でした。
ありがとうございました! pic.twitter.com/Zfa587k9Uv— 高木勝利【たかぎ・かつとし】 (@takagi_v) September 9, 2017
人物・エピソード
堀井智帆さんは大学卒業後、すぐに福岡県警察に入職されたのではなく、社会福祉士として児童養護施設でお仕事されています。
そこから少年少女を支える、現在のお仕事に従事されています。
子どもたちを救おうと奔走している堀井智帆さん。そんな堀井さんに出会ってから、今も心の支えにしている女性がいるそうです。
その女性は中学時代から父親に性的虐待を受けており、電話代を稼ぐために始めたのが援助交際。そのうち暴力団に目をつけられて餌食になってしまいます。
それを知った中学校のスクールカウンセラーが少年サポートセンターに連れて行ったのです。
そこで出会ったのが堀井智帆さんでした。
心を閉ざし口も開こうとしない彼女に対して、堀井さんは会いたいと連絡を取り続けます。
あまりの熱意に根負けした彼女は徐々にですが心を開くようになりました。
そして堀井さんと暴力団と絶縁することができたのです。今もその女性にとって、堀井さんは心の支えになっています。
まとめ
家庭環境や犯罪に関わった経験から人を信じられず、違法行為に至ってしまう。堀井さんは問題の多くは家庭や大人社会にあることを言います。
「援助交際をする子の多くは、心が満たされていないのです。親に認められず、家庭の中で居場所がありません。援助交際は、男の人に優しくされることで、自分の存在が受け入れられ満たされた感覚になります。でも、本当に自分の尊厳が守られ、人から愛される経験、ケアこそが必要なのです。」
引用:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/asu-dengonban/story/40.html
堀井さんは、基本1日に5人から6人の相談を受け300人以上の少年少女、200人以上の保護者と即座に連絡できる状況にあります。これは本当に心強いですね。
本当に困った時に連絡が取れる存在。それが少年少女、保護者の心の支えになっているようです。根気よく寄り添うことが、どれだけ大変なことか想像を絶します。
常に子どもたちの問題解決に取り組まれている堀井智帆さん。
これからも堀井さんのように時代の問題を解決される方がたくさん増えればと思います。