教育

進学先を失敗しない選び方とは!!~現役高校教員のすゝめ~

どうも。現役高校教員のTaiです。今日は進学先を失敗しない選び方についてお届けします。

あなたは、今まで何回進路選択をしてきましたか?

あなたが、
中学生なら1回
高校生なら2回

というのがスタンダードです。

ですが、細かい話をすると「幼稚園から」「小学生から」ということになると、人よりも数回多くなります。

特別な進路変更を含め、最大6回~7回でしょうか?

今、進路選択の方法は大きく変わりつつあります。

私の学校の生徒たちも、「ネット上でのオープンキャンパス」「WEB出願」ついて、担任の先生に質問していますね。

私自身が中高校生だったころは、学校の3者面談で決めていました。

が、今では入試制度の種類が増え、都道府県の助成制度等もたくさんあるので、3者面談だけというわけにはいかないですね。

あなたが「失敗した~」とならないように、解説します!!

進学先の調べ方は?

まずは「調べる」ことから始まりますよね。

これは一般的な方法でいいと思います。
・担任の先生から
・進路指導室
・インターネット

等でしょうか?

その他としては進学塾や予備校でさらなる詳細な情報を得る、ということになると思います。

そこでまず、学校の基本的な情報(偏差値、進路状況、入試方法、特色等)を調べ、次のステップとして、実際に話を聞くことになりますね。

私自身、進路指導をするときは、必ず、3校程度は「自分で調べる」ようにアドバイスしています。

事前の情報がないと、話を聞いても比較対象がなく理解が乏しくなってしまうので、まずは「自分で調べる」ことを心がけてくださいね!



説明会等のポイントは?

次のステップは「話を聞く」ことです。
・オープンキャンパス(体験入学)
・進路ガイダンス
・保護者会
・個別説明会

が一般的ですね。

オープンキャンパスや進路ガイダンスに参加すると、模擬授業で学校の雰囲気を体感することや先生と在校生の様子を知ることができます。

そして、進路状況・学費・入試制度など話を聞いて、学校全般を理解することになります。

私も、生徒がオープンキャンパスなどに行くとき「ポイント(質問すること)」をいくつか伝授しています。

そして、そのポイントは、パンフレットに載っていない情報をゲットすることが目的となります。

※最近ではネットでの参加も増えています。両方参加した生徒に話を聞いたところ、実際に参加するとのでは、雰囲気に差が出る学校もあるようです。気を付けてください。

他校にない良いところは?

これは学校の特色です。

例えば、その学校にしかない「カリキュラム」や留学など「教育プログラム」を指します。

自分自身の目的、目標に合うのか確認しましょう!!

サポート制度は?

資格取得を目指す場合のフォローアップや、進路指導のサポート等を指します。

最後までしっかり見てくれる学校なのか?確認しましょう!!

先生と生徒の関係性は?

先生と生徒との距離感やフォローアップの具体的な話をしてくれる学校はおススメです。

さらに、スタッフとして参加している在校生がその話をするのであれば、ポイントは高いですね!!

奨学金等の助成制度の有無?

学校種や、保護者居住地などで制度に関して該当するかどうか、大きく変わります。

ここは重要なポイントなので、正しい情報をわかりやすく伝えてもらいましょう!!

できれば、教員ではなく事務の方に聞くのが良いでしょう!!

色んな人と一緒に!!

いかがでしたか?どれだけ、入学前に「調べることができるか」がポイントです!!

私も進路指導をするときは、やみくもにアドバイスをしないように心がけています。
それは、「自分で調べる」ことが大切だからです。

はっきり言って「自分で調べる」ことができないとどれだけ大切アドバイスをしても絶対に失敗します。

まずは、「自分で調べる」ことがスタートラインに立つことになります。

また、最近では「保護者会」に力を入れている学校もあるようです。

ぜひ、保護者の方にも協力してもらいましょう。

恥ずかしがって自分でやる人もいますが、自分が通う学校が保護者に対してどんな話をするのか?

オープンキャンパスなどで「保護者会ではこんな話をしました」なんて情報は出てきません。

参加するからこそ得られる情報が重要です。

保護者の方。ご兄弟、友達、学校の先生、塾の先生、進学希望の学校の先生、など色んな人と一緒にできれば最高です。

ぜひ、恥ずかしがらずいろんな人を頼ってください!!

「○○頑張れば、○○になれる」というのがイメージできればOKです!!

そのイメージが持てるように頑張ってください!!