どうも、Taiです。
2020年10月26日(月)に放送される、NHK総合「逆転人生」に大前光市さんが取り上げられます。
大前光市さんは、独創的な義足のダンスが評価され、多くの実績をもち、リオのパラリンピックなどで賞賛を浴びておられます。
大前光市さんの経歴や公演やその実績(受賞等)、所属やどんなダンスを踊るのか?をまとめて見ました。
大前光市さん プロフィール・経歴
生年月日
1972年9月27日
身長・体重
170cm 68kg
出身地
岐阜県下呂市
学歴
岐阜県立益田高校(現 益田清風高校)
大阪芸術大学 バレエ専攻
所属
一般社団法人 障がい者スポーツ・アート・ミュージック振興協会
通称 HANSAM(ハンサム)
関西大学区客員教授
しながわ2020スポーツ大使
高校在学中から、アルバイトを続けながら高山市のダンス教室に通っていたそうです。
高校1年生からクラシックバレエを学び、大学進学後、振り付けやコンテンポラリーダンスの技術も修得されます。
中学校の時に演劇で主役に抜擢され、舞台に興味を持たれたとのこと。
このころ、いじめに遭っていたそうですが、堂々と演技する大前さんに周りが圧倒されたのだそうです。
このことについて大前さんご本人はこう仰っています。
「小学校から中学時代、イジメにあっていました。だけど、あの劇をきっかけに僕を取り巻く環境が激変したんです。イジメがピタッとおさまりました」
引用:https://www.gqjapan.jp/culture/sports/20180524/koichi-omae
義足のダンス
大学卒業後、数々のバレエ団のオーディションを受けられていました。
あるオーディションの最終選考直前に、飲酒運転の車に後ろからはねられるという事故に遭い、左足の膝から下を失うことになります。
その後もバレエ団のオーディションに挑まれますが、3年連続で不合格。
あるバレエ団からはプロにはなれないと宣告を受けられたようです。
その後、通常の動きを追求するのではなく違う道を模索され、様々な形状の義足でダンスの試行錯誤をされました。
事故から6年が経った時、通常よりも5 cm ほど短い義足で踊った時、自然な動きが出来、これが評価されることになります。
運命の出会い
様々なことで悩みぬいていた時、舞踊家の佐藤典子さんと出会ったことで新境地を開くことになります。「カナリア」という足をうしなった役をもらうことが大きな転機となったようです。
主な公演・受賞歴
主な公演
2016年 リオデジャネイロパラリンピック閉会式 東京パラ論ぴ区への引継ぎセレモニーで2分間のソロ演技を披露。(4回連続のバク転を披露)
出典:https://www.gqjapan.jp/culture/sports/20180524/koichi-omae
2017年 第68回NHK紅白歌合戦にて平井堅の「ノンフィクション」とコラボレーション
2018年3月 JABBAWOCKEEZ(ジャバウォッキーズ)のショーの参加
出典:https://www.gqjapan.jp/culture/sports/20180524/koichi-omae
2018年11月 ニッポン放送「三菱電機 presents 鈴木亮平 going up 」ゲスト出演
2018年11月 ディオールメンズプレフォーエルショー 2019
2019年1月 「Culture NIPPON シンポジウム」東京大会オープニングアクト
2019年1月 NHK E テレ「ハートネットTV」アンコール放送
2019年2月 LIVE SDD 2019
受賞歴
・「IPCパラダンススポーツ」ポーランド・ドイツ大会 金メダリスト
・「IPCワールド・パラダンススポーツ」世界選手権 銀メダリスト
・岐阜県芸術文化奨励賞
大前光市さん まとめ
大前光市さんは、日本のプロダンサーとして、世界でご活躍されていますね。
かかしのダンサーとして、自らのハンディキャップを生かした独自の創作ダンスは本当に素晴らしいと思います。
これは、見る人を感動させるだけでなく、障がいなどハンディを抱えた方々にも勇気を与えるのではないでしょうか?
ご自身のダンスだけでなく、日本各地でワークショップなどお展開されていますね。
これからも、見る人を魅了するダンスを創作し続けてもらいたいです。
これからのご活躍を期待しています!!