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黒川紀章(建築家)のプロフィールや活動と建築作品!|東京GOOD

どうも。Taiです。

2020年9月28日放送の「東京GOOD」で建築家・黒川紀章さんについて放送されます!

黒川紀章さんの建築作品が“昭和初期に建てられた、銀座の建物の魅力”として取り上げられています!

そこで気になる、黒川紀章さんの建築家としてのプロフィール、主な活動や建築作品についてまとめてみました!!

黒川紀章(建築家)のプロフィール

名前

黒川紀章(くろかわ きしょう、本名:くろかわ のりあき)

生年月日

1934年4月8日 73歳没

出身地

愛知県海部郡蟹江町生まれ

学歴

1953年 東海高等学校卒業
1957年 京都大学工学部建築学科卒業
1964年 東京大学大学院博士課程修了

主な受賞歴

1965年 高村光太郎賞
1986年 フランス建築アカデミーゴールドメダル
1989年 世界建築ビエンナーレ・グランプリ・ゴールドメダル
1990年 日本建築学会賞
その他受賞多数

主な著作

1987年 共生の思想
その他著作多数

1960年弱冠26才で建築の理論運動メタボリズムを結成、衝撃的に世界にデビュー。 その後、機械の時代から生命の時代への変革を一貫して主張しています。その活動は日本だけでなく世界20ヶ国にもおよび各地で完成した作品は高い評価を得ているようです。




黒川紀章の主な活動

都市計画・都市構想への取組

「都市」について意識的な建築家だったようで、1953年の戸山ハイツ計画案を皮切りに約28計画に参加し、都市構想についても約15の構想に取り組まれています。

政治活動への取組

日本会議で代表委員を務めるなど、保守派の論客として知られていました。2007年には共生新党を発足し党首に就任。

その年の4月の東京都知事選挙、7月の参議院議員通常選挙に出馬。いずれも落選であったが、著名な建築家としての出馬は派手なパフォーマンスが注目を集めたようです。

立候補の際のアイディア表明は「誰かが実現させるだろう」と言われたそうです。

黒川紀章の代表作は!?

それでは、建築家としての作品を見ていきましょう!!

1.中銀カプセルタワービル

黒川紀章が設計した、世界初のカプセル型集合マンション。1972年竣工

1997年、DOCOMOMO International によって、ICOMOSに提出されたUNESCO20世紀世界遺産重要現代建築20のリストにノミネートされています。

2020年9月28日放送の「東京GOOD」で“昭和初期に建てられた高級アパート奥野ビル”とともに、銀座の建物の魅力として取り上げられています!

2.寒河江市役所庁舎

山形県寒河江市にある市役所で、宙に浮いたようなファサードが特徴の建物で、ユニークな形の正面玄関のとっては岡本太郎氏が手掛けています。

有形文化財にも指定されています。

2003年、DOCOMOMO Japan が選ぶ1969年までの日本の近代建築100選に選ばれています。

その他の建築作品としては、日本各地の著名なホテル、役所庁舎、博物館、美術館も多く手掛けられているため、私も知っている建物がいくつかありました。建物も特徴的で、役所庁舎など身近にあると興味がわくかもしれませんね。

人物・エピソード、まとめ

黒を好む人物して知られているようで、黒を流行らせたとして自負されています。
初めてかったポルシェも黒、事務所も黒だそうです。

雑誌アンケートで1970年に「街で聞いたカッコいい男」で12位、「好きな建築家」で1位となるなど人気があったこともうかがえます。

1989年には「エリート100人が選んだ日本の最強内閣」建設大臣にも選ばれています。

黒川紀章さんはただ著名なだけでなく特徴的で面白い建物や選挙に出る、アンケートで選出されるなど人間味が垣間見えることで、親近感を持てました。

何よりも、建築作品が身近にあるということに興味がわきました。

足を延ばして他の建築作品も見てみたくなりました!!